融資と買い付け、敗北。
今日は平日に車を走らせ、日本政策金融公庫と狙いの物件にいってきた。
先輩投資家の方から、「話を聞くだけでもいいから一回公庫にいってこれば?」とアドバイスをいただき、早速いってきた。
ほぼ手ぶらで突撃した。
僕はてっきり、事細かく融資の流れを説明してくださるのだと思っていたが、あまり担当の方の愛想はよくなく、説明も少なかった。
一応、事業は不動産賃貸であり、中古戸建てから始めようと思っているという旨は伝えた。
多分、いい説明を受けられなかったのは僕が悪い。
こういったところには具体的な質問を用意して行くべきだ。
というか資料やインターネットを読めばだいたいわかる。それを見てからわからない箇所が出てきていくもんなんだと思う。
そもそもそういった基本的なことさえも勉強して来ないやつに融資なんてしたくないはずだ。本当に手ぶらでいった僕がバカだった。
偉大な方が言う「手ぶら」の基準は、僕の手ぶらとは大きく違っていることを学習した。
僕は今、中古戸建てから始めようとしている。
しかし、現在の貯金250万で中戸建てを買ってしまうと、て残りがなくなってしまう。
次の物件を買うのに、また1〜2年の貯金期間を有する。
そうするのは得策ではないので公庫で400万ほど融資してもらえばいいとご教示いただき、今日に至った。
結論からいって、融資はおそらく難しいと言われた。
不動産賃貸業の場合、戸建て一個だと事業性が低いみたいだ。
アパート等の一頭もの、もしくはすでに賃貸業をしていてるなら可能というふうに言われた。
「いい物件といい融資プランが固まった!」
とはしゃいでいた僕の希望は一瞬で破壊された。
まあ仕方ない。
多少金利は上がろうとも、融資してくれるところはいくらでもあるはずだ。
公庫を後に、実際に買おうとしている物件視察に向かった。
価格は250万。場所は市街地まで車2分ほど。
積算値は400万。
これまで見てきた中で一番いい条件の物件だ。
現場に到着し、家の周辺をキョロキョロと散策。
カーテンが空いているので、中が見える。
どうやらリフォーム済のようだ。
壁紙、床がとても綺麗だ。
外観は築相応。
なんのアポもとっていないので、ここで不動産屋さんに電話する。
僕「もしもし、今物件の前にいるのですが〜、周辺見させてもらいますね!(もう見たけど)」
不動産屋さん「あー、窓から中も見ていいよ」
3分後
僕「もしもし、中は大変綺麗になっていて驚きました(オーバーリアクション)
急で本当に申し訳ないのですが、今から内覧させていただけないでしょうか〜?」
不動産屋さん「いいですよー。着くのは30分後になります」
30分コンビニで待機。
あったかーいのお茶とコーヒー、バームクーヘンを差し入れのためセブイレで調達する。
計400円。
コーヒーとお茶を両方買うか渋ったが、両方買うことにした。
『こんなはした金、これから稼ぐ金に比べたら屁でもないわ。』
自分にそう言い聞かせ、レジへ。
もちろん、自分のものは何も買わない。節約だ。
30分後、電話がかかる。
不動産屋さん「着きましたー」
現場に到着すると車が止まっていて、中から人が出てくる。
不動産屋さん「すいません〜、もしかしてこの物件ですか?」
僕「はい!」
不動産屋さん「こちらもう決まっちゃったんですよ....」
僕「え......」
不動産屋さん「てっきり向こうの250万の物件かと思ってました。すいません笑」
僕「ぬぉ~.....」
僕のマスタープラン1、終了であった。
どうやら不動産屋さんが思ってたのは、近くにある同じ値段の物件だった。
「なんでまだアットホームに....」
終わったものを嘆いても仕方がない。
それでも悔しかったので、一応もう一個の物件を見せてもらった。それは僕も事前に調べてあり、土地が低いことも知っていた。便所は汲み取り。下水道はなし。
不動産屋さん「一応この物件のいくつか内覧入ってるんですよ」
やはりこの地域の戸建ての需要はあるみたいだ。
もう一個の物件だったら確実に決まっていただろう。
1、2週間遅かった。こういうことはやはりあるのか....
とても悔しい。
そのあとは普通に、お茶とコーヒー、バームクーヘンをお渡しし、解散した。
大変いい勉強になった。実は春まで待とうかと思っていたのだけれど、即行動はとても大切だということを思い知った。
また一から、新規物件更新をチェックするのみだ。
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